刃物を使った、手加工中心の木工を教えています。
課題づくりをしながら、細工鋸の引き方、鉋のかけ方や砥ぎ方と台直し、鑿の使い方や砥ぎ方、その他の道具の使い方等、手道具木工の基礎を学べます。
基本的に、木工を趣味として「真面目」に練習に取り組める初心者の方が対象です。プロ志望の方は、対象外です。
スケジュールの予約は、優先順位に従って、各自、ご自身の都合に合わせて選択できます。第一第三、第二第四のような縛りはありません。
まずはじめに、金土日の中で、自分の優先曜日を決定していただきます。
そして、自身の選択曜日の第一週目から第四週目までの中から、参加可能な日を、期日内に各自月二回分、ご自分で決めて予約していただきます。
事前の連絡と空きの確認が必須ですが、他曜日への参加や、キャンセル分の振替えも可能です。
(その他、詳細のご説明等はmailで随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。)
自己流やDIYで行き詰まっている方も、以前やっていて最近時間が取れる様になった方も、課題1から学べるなら、ぜひお問い合わせ、ご応募下さい。
大型の機械は、一切使いません。小型機械(トリマー・ボール盤・ドリルドライバー・ベルトサンダー他)は使用できます。
未成年者不可、申し訳ないですが都合により、65歳以上の方は金曜日のみ受け付けております。
当室の、他の教室と違う最大の特徴として、「框組み」という、量産では、あまり見ない工法の手道具を使っての習得です。
板材を組み合わせる、誰にでも簡単にできる仕口とは違い、広葉樹の収縮率を考えて作っていく、板材の反りや機能を重視した工法です。
難しいかもしれませんが、習得すれば、自由製作で作れるモノの幅が、間違いなく一気に広がります。
また、当室では、9時~16時まで、お昼休み1時間をはさんで、6時間連続で作業ができます。
手加工の木工は、時間がかかります、もどかしいですが、2-3時間では、ほとんど加工は進みません。
当室では、なるべく自身の手で完成させる事を大事にしています。
お手本は見せますが、自分の手でやり遂げる事は、次作への自信へとつながります。
その点から、なるべく生徒さんには、集中して作業できる環境を提供できるよう考えています。
そして、自身の上達には、各自のペースで日々の練習や、なるべく毎月の連続した受講が必要になります。
なお、古い手道具の仕込み等も、自由製作に入ってから、仕込み方や使い方等、可能な限り指導しています。
(入会金の内訳は、テキスト代、課題1までの材料費、諸経費となります。)
はじめに、ご準備いただきたい道具は、300mm鋼尺、スコヤ150mm、毛引き、細工用導突鋸、細工用縦引き鋸
合わせて、約12,000円くらいです。
ご自身で揃えられない場合は、こちらで準備できます。
最終的に揃えていただきたい道具は、玄能225~300g、平鉋寸六~八、小鉋、台直し鉋、追入鑿、白書き、中・仕上げ砥石、金盤、下端定規 両刃鋸、他etc
(左利き用の道具も、こちらで揃えられます。ご相談下さい)
興味をもって取り組める人で、このくらいのペースです。
スケジュールどうりに行かなくても、各自のペースに合わせて進めていきますので、ご安心下さい。
道具の費用として、鉋のセット(平鉋、中・仕上げ砥石、台直し鉋、下端定規、金盤)で、約28,000円くらいです。追入鑿は、5本組みで20,000円いかない程度です。
課題の材料費は、一番高い課題3で、6,000円程度になります。
表記の値段は、あくまで概算価格です。相場により多少の前後はありますので、ご了承下さい。
すでに、手道具をお持ちの場合は、拝見させていただければ、広葉樹の加工に適している道具かどうかは判断できますので、ご相談下さい。
広葉樹の加工は、ホームセンターの大工道具刃物では、不可能ではないですが、難しいです。
また、当室は、南流山駅から徒歩七分くらいですので、生徒さん用の駐車場は、用意していません。